まだ始まってすらいない

アイドルマスターの天海春香さんと添い遂げたい系女子の回顧録になる予定。

(一緒に)食べることは(一緒に)生きること

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ちまちまとキャラバン・シーズン4の覚書でもしてようかな、っとやってたらひなたちゃんから貴音ちゃんと食についての話題が出たので、アイドル美食グランプリについての貴音ちゃん考察を今更してみようかなと思います。


四条貴音と食事

まず思い出したのが、ムビマス放映当時に見た感想の中にあった記事の一つでした。
rinne.hateblo.jp


ムビマスにおいて太った可奈に対する嬉しさ。ちゃんとこの子たちは生きている人間なんだなと感じ取れた喜び。当時可奈や映画自体に対してマイナスな意見も多かったあの頃(私自身そうでしたし、間違っているとは思いません)、その想いは目から鱗というか、新しい見方を私に与えてくれて、なにか、とてもくすぐったいような気分になったのを覚えています。

私はプロデュース(ゲームプレイ)自体は、始めたのはミリオンが先なのですが続けられず、ちゃんとプレイしたのはSPでした。ニコマスの春香さんに惚れて始めたので、勿論最初はパフェサンの春香ちゃん。
実はその後無印を買って途中なので、まだミッシングムーンはやっていなかったりします。にわかPですみません。
なので貴音ちゃんに関する情報は、SPが中心で他にはアニマス・ミリオンだけになります。




で、言われてみてそういえば、と思ったのですが、貴音ちゃんの大食いキャラって一体どこからきたんだろう?と。

SPの時かららーめん好きキャラはあったけど、それは「らーめんが好物だから何杯でも食べられる」「961プロのハードな生活の中で追い詰められつつある貴音との交流」みたいな意味合いだったはず。
私の中だと貴音ちゃんはやたら大食い・燃費悪いキャラというより、食べることくらいしか人と共有できる楽しみがない孤高の人ってイメージなのです。
貴音ちゃんの人生もなにもかもが、故郷の民と使命のため。周りの人々を大切にしすぎて、自分のことを後回しにしてしまう。喜びも哀しみも誰かと分かち合えない、寂しい子。


食べても食べても太らない貴音ちゃんに人間味を感じなくて寂しいという言葉に、「あーそういえば貴音ちゃんって人間じゃなかったや」なんて、のん気に思ったりして。

貴音ちゃんの正体はまあ諸説ありますが、私は月の住人説をそのまま推してます。ヤーネフェルトの名にかけて北欧系の王家の末裔だったり、ナムコの宇宙を舞台にしたゲームの設定からきてるとか(ミリオンのCDジャケにもそういうフラグ入ってるみたいですね)いろいろあるみたいですけど、とりあえず多分人間ではないんだろうなーって思ってます。
(貴音ちゃんはサディーン星人・http://michaelgoraku.blog22.fc2.com/blog-entry-798.html)
(UGSF公式サイト・UGSFシリーズ 公式サイト)
(しんぐんデストロ~イ!とUGSF・UGSF史観から『しんぐんデストロ~イ!』を覗く! 美少女×戦車vs怪獣=壮大なスペースオペラだった!? - 電撃App)
個人的にアイマスって割となんでもありな世界観だと思ってるので。雪歩がスコップでコンクリに穴開けられる時点で細かいことは気にすんなだよ!スペースオペラは既に始まっているんだよ!!ミツボシ☆☆☆が好きな人は黎明スターラインも聞こう!!

(いつか遠くに行ってしまった貴音と双子が再会する歌だったりしたらいーなーとかいう妄想)


よしんば貴音ちゃん自身の正体は普通の人間で、じいやに洗脳されてるだけだとしても、貴音ちゃんは自分のことを人ではないものだと思っているのだと思います。
そして何より確かなのは、貴音ちゃんは四条の家のご両親とは血が繋がっていないということ。貴音ちゃんの故国の話が妄想でも、ご両親に血が繋がっていないと嘘を吐く必要は全くありません。
なので貴音ちゃんは幼い頃から、全くの赤の他人の家で、使命のためだけに生きてきたのです。

そんな貴音ちゃんが、どんな想いで、ご飯を食べているのか。生きてきたのか。

貴音ちゃんが宇宙人だとすると、当然体の造りも違うでしょう。あれだけ食べて何も変わらないとなると、食べたそれをちゃんと吸収できているのかも怪しいです。それでもお腹は空くようですから、食べないと生きていけないのでしょうし、もしくは食べることが必要なくても地球人として生きていくには食事もしなければ迫害されて終わりです。
全く違う星の食べ物を――、もとい全然知らないお家のご飯をずっと食べなきゃいけないって、どんな気分なんでしょうね。
同年代の子供が当たり前に持っているものを、貴音ちゃんは何一つ持っていない。
そんな貴音ちゃんを、四条の家の人たちはどんな風に育てたのか。その答えは今の貴音ちゃんを見れば、わかることでしょう。

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さすが侵略星人の王女様の言うことは違います(ちがう)。

同じものを食べて、同じものを美味しいと思えることは、貴音にとってご両親にとってもどんなに幸せだったことでしょう。
同じ食卓を囲みながら、にこにこと微笑んで料理が出てくるのを待つ貴音ちゃんとご両親のお姿が目に浮かぶようです。幼い頃から研鑽に励んでいた貴音ちゃんも三時のおやつはちゃんと楽しみにしていたことがわかって一安心です。

侵略者の宇宙人の子供を地球人が育てたら情が移っちゃって…ってそれなんてSF。というかMOTHER。
ヤーネフェルトの子を四条の家に預けた誰かにどんな意図があったにせよ、四条のお父さんとお母さんは貴音をちゃんと自分の子供として育ててくれていたようです。

貴音ちゃんを育てた四条のご両親の想いは、ちゃんと貴音ちゃんの中で生きている。
貴音ちゃんが食べても食べても太らないのは悲しいことかもしれないけれど、でも食べることを苦痛に思うような人生でなくて良かったな、と私は思うのです。




しかしその貴音ちゃん、このイベントにおいて食べることすら使命にしてしまっています。


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貴音ちゃん、それはからめ手じゃなくて、真心って言うんだよ。

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厄介な子だなー。「使命」「使命」って貴音ちゃんには「使命」しかないのか。ないんですねこれが。

貴音ちゃんのアイドルになった動機は勿論「故国の民に自分がここに居るという希望を伝える」「使命」な訳なんですが。つまり千早や春香のように「伝えたい歌や気持ち」がある訳ではない、真や雪歩のように「なりたい自分像」がある訳でもなく、律子やあずさのように「明確なその先にある目標」がある訳でもない。ここは人それぞれかもしれないけど、「使命」は「使命」であって、貴音自身の「夢」かって言ったら、私は違うと思うのです。「俺には夢がない。でもな夢を守ることはできる」ってやつですね。

まだ2もOFAもプレイしてないので今現在の四条貴音がどこまで吹っ切れてるかはわからないのですが。
その貴音が自ら好きになって、しかもその「好き」をみんなに伝えたいって、実はものすごい大きなことなんじゃないかって思うんです。
やらなければならない「使命」から、自ら率先してやりたい「夢や希望」へと変わっていく。
その時こそ、貴音ちゃんが真のアイドル、ひいては真の王者・故国の民の希望になれる時なんじゃないかと。

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まあ、要は貴音ちゃんが幸せそうだと私も幸せだよ。
いっぱい食べる君が好き。って話です。



ミステリアスな言動やシュールさに隠れがちですが、貴音ちゃんはとっても良い子です。(みんな知ってるか)
彼女はすぎるほどに生真面目で、いつも彼女にとっての真実しか口にしません。多分。たまには嘘も吐くと思います。言えないことは言えないので、とっぷしーくれっとにする茶目っ気も持ち合わせています。

が、その使命に対する執着心は、最早恐ろしささえ感じるものです。黒井社長の教育の賜物でもあるのでしょうが、未だその正体の見えない貴音の奥に居るじいやの意志が見え隠れします。
そしてその見えない鎖は、貴音の今までもこれからをも徹底的に縛っている。彼女はアイドルを辞めたとしても普通の女の子にはなれません。
そういった人生を、望む望まざると選ばされている、そんなアイドルなのです。
当然、その人生の重みも、普通の人にはなかなか理解しがたいものでしょう。毎食毎食を、命を奪って食べているのだからと、そう明日も生きていくことの重みを噛みしめているのでしょう。その割にやたらめったら食いますけど。

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それこそが貴音ちゃんの持つ王者の姿勢なんでしょう。蹴落としてきたライバルの顔も、一人一人名前まで覚えて前に進む。それなんて赤薔薇の王。お願いだからテラフォーミングして死んだりしないで。


でも貴音ちゃん自身は、そうあろうとしているだけで、そんなに強くはないのです。「王者=孤高」が黒井のプロデュース方針で、貴音自身もそうなろうとしていたけれど、貴音には向いていなかった。向いてる人にはすごくぴったりハマるんだろうけど。
私の中の貴音ちゃんのイメージって、環境や血筋が出来上がっちゃってて、そこに座らされた普通の女の子なんですよね。すごく残酷なことを言うと、その玉座に座るのは貴音ちゃんじゃなくても、その血筋さえあれば誰でもいいのです。実際2だと妹さんが頑張ってるようですし。必要とされているのは、貴音という人間そのものではない。

そんな不条理な状況に反抗できればいいものの、なまじ周りの人間もちゃんと貴音のことを愛してるし、貴音ちゃん自身も責任感も強く頭も良い子だから、大人の事情とか呑み込んじゃって、頑張っちゃう。そしてできちゃう。そこには才能も勿論あるんだろうけど、一番は血の滲むような努力。
果たして才能があることが貴音ちゃんの不幸なのか、しかし使命こそが存在意義である貴音ちゃんからそれを奪ってしまえば、貴音ちゃんには何も残らないでしょう。

貴音ちゃんは求められる要求に、全力で応えます。そしてそれこそが自分の望みなのだと思い込める、狂気にも似た強さを持っています。
王者として厳しくあれ、強くあれと思うから、キツイこと言ったり睨んだりもする。導き手として気丈に振るまいます。
しかし、本心としては努力の辛さをよくわかってるからそんなことは言いたくない。貴音ちゃんが相手にとって耳に痛いことを言うのは、本心から相手のことを想ってです。それで相手から憎まれても、貴音ちゃんは前に進むのでしょう。その人にさえ、いつか王者として自分を認めさせると誓って。

けれど、実際問題、四条の家で実の子供として育てられた貴音ちゃんは、その心は普通の人間の女の子と変わらないものです。泣き虫で脆く、寂しがりやで傷つきやすい、普通の女の子です。辛くない訳がありません。いつだって傷だらけで、もがいている。それでも前に進む。強がって強がって、その強がりを本物の強さに変えてしまう。
苦しみを乗り越えて、全力で踏ん張っているからこそ、その言葉には価値があり、本物の王者たりえる。彼女は王女です。生まれながらにして人の上に立つ立場を与えられてしまった。しかしその心は、未だ王者たりえません。与えられた運命に全力でうち克とうとする人。それが四条貴音なのです。

一見完璧すぎて、貴音に俺(=プロデューサー)って必要あんのかな、とか思っちゃいそうになるけど、貴音が最後の最後で折れないためには、その辛さも強さも尊さもわかってる理解者が必要なのでしょう。
他人の痛みを苦しいほどに理解できて、共に苦しんでしまう彼女を、たった一人にしないためにも。

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あと今回のイベントを振り返って、なんとなく嬉しかったのが、貴音もなんでも知ってるわけじゃないんだな、ということ。
一見宇宙人だけど、実は割と普通の女の子。怒りっぽいし、プライド高いし、ちょっとめんどくさい。可愛い。お腹も減るし、辛いことは辛いし。知らないことは知らない。

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かわいい(かわいい)
そういう可愛い貴音ちゃんを、ちゃんと見失わないようにしないとなーって思った。

大丈夫だよって、貴音ちゃんの後ろから支え続けられるそういう存在でありたい。
なんだろう、SPから始めたせいもあると思うんですけど、貴音ちゃんが可愛くて仕方ないんですよね。幸せになってほしい。春香ちゃんが闇堕ちしても、春香ちゃん自身が自分でそれを選んだ結果なら、じゃあ私も一緒に地獄まで堕ちてやるよって思うんですけど、貴音ちゃんには何があろうと幸せになってほしい。貴音ちゃんみたいな良い子が幸せになれない世の中なんて間違ってる、と思う。多分人間的にすごい好きなんだと思います。
曲的には待ちプリすごい好きです。Dreamもすごく好きなんですけど、あれはアイドルマスターの世界における普遍的なテーマを歌った曲だと思ってるので、一人だけのものにするのは惜しい。
プロジェクト・フェアリー315。ぶっちゃけ765移籍する時も961プロでスカウトされたことにしてほしかった勢です。響ちゃんとかも。
百合的にははるたか推し。いおたかは公式。かべたかはまだ勉強不足です。ゆりたか!!ゆりたか!!!!!割と誰とでも合わせられる、実はサポートタイプの子じゃないかなーって思います。シンデレラなら鷺沢さんと相性良さ気だなーとか。
あと貴音は尻じゃなくてふとももやろ……もっと言えば髪の毛やろ……………。


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あずたかが公然といちゃいちゃしている!
絶対あずささん家でおうちデートとかしてる!可愛い!あずたか!

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貴音ちゃんがみゃおみゃおとあずささんに料理されてる!(意味深)

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貴音と未来の話ができるのが、すごく幸せだなって思う。

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じゅーうすぃー



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なんで貴音ちゃんはらーめんが好きになったんだろう。
あんまりお家とかで食べるとは考えにくいし、四条の家で外食とかもあまりなさそう。

四条の家ってかなりの名家ではあるはずだけど、水瀬みたいなゴージャスセレブ感はない。京都の家(?)だし、割としっかりとしたいいものを食べてたのかなー。
いおりんはいろんな高い物食べまくってるけど、テーブルマナーとかに必死で、あんまり味とかわかってなさそう。高ければ美味しいみたいな偏見持ってそう。で、やよいに教育されそう。
貴音は本当に血筋から教育から何から何まで高貴な人だから、伊織はそういうとこもコンプレックス持ってるんだろうなー。
水瀬の家って、成金ではないよね一応。

京都から東京に出てきて、一人暮らしして、初めて食べるようになったんだろうか。貴音にとってらーめんは自立の味なんだろうか。
貴音ちゃんのじいやって、多分古都のほうか世界中で暗躍してそう。少なくとも常に傍に控えてるってイメージはない。


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まつり姫!貴音ちゃんはそういうの全部信じちゃうから!

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貴音ちゃんは戦闘種族。
もとい、サモンナイトのほうで4の2年後に狂界戦争でファッ!?となったこともあるので、この先の未来が不安。まあ貴音ちゃんなら大丈夫だと思うのですが。それ以前にアイマスアイマスだしね。うちのミルリーフちゃんはまだ3歳だぞ、これから母娘仲良くいちゃいちゃしようって時になんだよ、せめてうちの娘が10歳くらいになるまでは待ってくれよ、いろいろ問題は山積みだけど響界種が世界を繋ぐかもしれないし、まずは家族になろうよエンドじゃなかったのかよでもマグトリが同じ時空に存在してるぅ〜セルボルト兄妹が会話してる〜〜やはり他の兄妹は無色の派閥で闇堕ちしたままだったぁ〜魔王召喚の生贄にされてなくて良かった〜〜〜6でバノッサさん生きてるフラグとかどこまで私を弄べば気が済むのか、都月先生メイン脚本に戻ってくれ、私はあなたの書くサモンナイトとリィンバウムが好きなんだ

と冗談は置いといて、貴音ちゃんとみんながさよならする日――貴音ちゃんがアイドルを辞める日は、必ず来るわけで。しかもすっごい遠いところに行っちゃう永遠の別れとして、それは待ち構えている。
そんな寂しさと、だからこそ一緒に居られる日々を大事にしなきゃな、なんてワンダリングスターをクリアする時は思います。
この先貴音ちゃんの描写がどこまでされるかはわかりませんが、彼女の今までがちゃんと報われることを願います。


あと イベントリスト振り返りの時に、sideMみたいにアイドルによって分類分けされる機能ついたらやりやすいなーって。
さすが山村は有能だなぁ



追伸
今遊佐こずえちゃんも本物の宇宙人だという可能性に気づいて打ち震えている。